琉球國祭り太鼓
マサチューセッツ支部
琉球國祭り太鼓について
琉球國祭り太鼓は1982年に沖縄市で結成されたエイサー団体で、マサチューセッツ支部は2020年4月に結成されました。
伝統的なエイサーが先祖供養の目的のために旧盆に各地区の青年会によって踊られるのに対し、私たちの活動は特定の地域や季節に依拠しないため、本来の旧盆行事のひとつとしてのエイサーから人に「魅せる」ために踊る『創作エイサー』という趣旨で活動しています。
伝統エイサーへの敬意を忘れることなく、古くから沖縄が大切にしている「迎恩」の心を打ち響かせてきました。
迎恩の心
琉球王朝時代、隣国の中国をはじめ世界各国を訪問した先人たちが、他国の人々の温かいもてなしに深い感銘を受け、行く先々の人々を自国(琉球)に招待し、深い感謝の気持ちを表しました。
この先人たちの深い感謝の気持ちのことを琉球では「迎恩」と呼び、後世へ伝えられました。
私たちの団体の活動の根源であり、大事にしている精神のひとつです。
創作エイサーとは
伝統的なエイサーで使用される古典曲に加え、沖縄のロックやポップス曲も使用します。
また、琉球國祭り太鼓では踊りに沖縄空手の型や琉球舞踊の動きを取り入れるなどオリジナルの振り付けをしています。
伝統的なエイサーとは違って構成に数多くの大太鼓が使われ、女性も打ち手として参加するなどの特徴があります。
結成以来、団体本部を沖縄県に構え、各地に活動主体となる支部を設置しており、2024年3月現在、沖縄県内に9支部(宮古、八重山含む)県外に41支部
日本国内計50支部・海外8ヶ国28支部、総勢2,500名余りと世界規模にまで活動の場を広げています。
活動と指針
エイサー
琉球國祭り太鼓は『チュバチ(一度)に50人の友達ができる』を合言葉に各支部エイサーの練習に取り組んでいます。
マサチューセッツ支部では、ボストン郊外で毎週日曜日に練習をしています。
独特の沖縄琉球音楽にのせたパワフルな大太鼓の響きとダイナミックな振り付けをぜひ一度体験して頂ければと思います。
沖縄文化
多様的かつ双方向性のある文化交流を目指して
支部会員及び地域コミュニティへの沖縄文化の普及、教育に努めています。
エイサー演舞や語りを通して、豊かな沖縄文化の魅力を皆様にご披露できる機会がありましたら幸いです。
架け橋
活動を通じ、人と人、海を越えての架け橋となれるよう、世界中に広がる琉球國祭り太鼓コミュニティー、沖縄県、及び地域コミュニティーとの結びつきを深めていきます。
ミッション
沖縄の伝統芸能であるエイサーを通して文化の架け橋となり、人々の『心』を繋いでコミュニティーを築く。
琉球國祭り太鼓マサチューセッツ支部は、非営利団体として登録されています。
(RMD MA) is an IRS 501(c)(3) non-profit organization. EIN# 84-4900395
海外各支部、日本各支部のサイトは、"Branches"より、メンバー紹介は、"Our Members" よりご覧ください。